カンボジア料理

1食あたりの摂取目安
塩分 2g カリウム650㎎ リン300㎎

ニョアム

エネルギー209kcal カリウム1105mg リン269mg 塩分0.75g
※1人分の栄養価。具材はキャベツ、いんげん、玉ねぎ、人参、えび

カンボジア語でニョアムとは「サラダ」という意味。キャベツ、ニンジン等のたっぷりの生野菜に蒸したエビ、または牛肉や鶏肉とを合わせた定番サラダ。
今回はエビ入りのサラダの栄養価。唐辛子、たっぷりのライムなどの調味料と和えられているのでさっぱりしているため食べやすい。エビと生野菜の繊細な味わいに、酸味と甘味が後を引く。エビやいんげん豆が具材の場合はカリウム値が非常に高くなる為、一人分量でも注意が必要である。食べる具材を調整するなどの工夫をすると良い。

ソムロームチューユオン

エネルギー168kcal カリウム784mg リン214mg 塩分1.52g
※一人分の栄養価。具材は冬瓜、白身魚、トマト、パイナップル、タマリンド(フルーツ)、パクチー

ソムロームチューはカンボジア料理の代表的なもので、酸味が特徴のスープである。クメール語でソムローはスープを意味し、ムチューは酸味のある食材の総称。 様々な種類のソムロームチューがあり、使用するムチューや具として入れる食材によって味は大きく変わる。
おもな材料は、肉や魚介類のほか、野草を含むさまざまな野菜、酸味づけに用いるタマリンドなどのムチュー、レモングラス、ショウガ、ガランガル、ニンニクなどのハーブやスパイス、プラホックなどである。ソムロームチューユオン(ユオンはベトナムで多数派を占めるキン族のこと)はトマトやパイナップルをムチューとして使ったもので、ベトナム料理のカインチュアカーロック(Canh chua cá lóc, 酸っぱい雷魚のスープ、パイナップルと雷魚を煮込み、トマトやモヤシなどの野菜を入れて更に煮詰めた料理)が元になっているといわれる。
煮込んだ野菜のカリウムがスープに溶けだしている為、水分・カリウム制限がある場合は注意が必要である。

ロックラック

エネルギー564kcal カリウム1546mg リン338mg 塩分1.7g
※一人分の栄養価。牛肉、トマト、玉ねぎ、じゃが芋※ご飯は含まない

日本ではステーキと言えば脂がのってる牛肉に塩コショウで味付けしたものが多いですが、カンボジアのステーキは脂の少ない赤身を焼き、独特のソースで味付けをしたものがほとんどです。脂があまりのってない分、さっぱりしてて食べやすい上に、ごはん、目玉焼きの他、トマト、玉ねぎ、胡瓜等の野菜がつけあわせでついてくる事が多くバランス良く食べられます。チャーハン風のご飯も、目玉焼きも、カンボジア風のソースとすごくあうので目玉焼きの黄身を割って食べたり楽しみ方も色々。ご飯が進みます。
ただし、牛肉、芋、野菜どれもカリウム、リン値が高い為一人分でも1日の数値をオーバーしてしまう為注意すること。

スープキウ

エネルギー221kcal カリウム247mg リン112mg 塩分1.6g
※具材は春雨、玉ねぎ、パクチー入りの1人分の栄養価

干しエビのだしとパクチーでうまみとさっぱりした味わいのスープ。水餃子が入っているのでボリューム感がある。カンボジアではココナッツや魚介ベース、酸味のあるスープなど様々な種類のスープがあり麺や具材がたくさん入っているものが多い。
スープキウはカリウム・リン値は許容範囲内であるが、水分塩分に注意が必要である。種類によってはカリウムがスープに溶けだしているものも多いので具材の種類によっては気を付けるとよい。

チェーククティッヒ

エネルギー209kcal カリウム428mg リン42mg 塩分0.1g

南国フルーツを使ったスイーツが多いカンボジア。中でも安価でよく食べられているのがバナナを使ったもの。モンキーバナナを焼いた焼きバナナや、バナナともち米をバナナの葉に包んで焼いたちまきなど種類も色々。
チェーククティッヒはココナッツミルクとバナナの甘さとタピオカの食感が絶妙にマッチし、素朴な味ではあるが後を引くスイーツ。バナナやココナッツはカリウムを多く、ココナッツミルク液にも溶けだしている為、食事とのバランスや食べる量を調整すること。

チャークダウ

エネルギー240kcal カリウム429mg リン163mg 塩分1.2g
※一人分の分量、本場ではこぶみかんの葉や辛いピーマンが入る。(今回は代用で計算)

カンボジア料理は、タイ料理ほどは辛くなく、日本人にとっては比較的食べやすい味と言われます。しかしチャークダウは少し辛めで香草の香りも効いたスパイシーな一品。豚肉とこぶみかん、レモングラス、辛いピーマンを炒めタイのしょう油で味付けした料理で、さっぱり感もある料理です。
豚肉、レモングラスにはカリウムが多く気温が高いカンボジアには合ったものではあるがカリウム制限がある方には注意が必要。

ポーンティア チーエン タライプロマー

エネルギー399kcal カリウム584mg リン298mg 塩分7.2g
※実際はあひるの卵。栄養計算は鶏の卵で代用
※タライプロマーはアンチョビで代用
※添えの野菜は栄養計算外

ポーンティアとはアヒルのたまご。魚の塩漬けタライプロマーと挽肉をたまごで和えて蒸し焼きにした料理。オムレツと茶碗蒸しの間のような、ふわふわの食感。ひき肉はカリウム・リンが非常に高く、タライプロマー、ナンプラーは塩分が高い。
タライプロマーは卵と合わせてあり調整しにくいので、塩分はソースを付ける量で調節すると良い。

チャークニェイ

エネルギー196kcal カリウム528mg リン232mg 塩分1.7g
※1人分の栄養価

「チャー」とは「炒める」という意味で、「クニャイ」は「生姜」という意味。チャークニェイは、たっぷりの生姜と肉を炒めた料理。生姜の千切りをたっぷりと使用し、お肉は豚肉・牛肉・鶏肉なんでも入れます。(今回は鶏むね肉で栄養計算実施)
日本の生姜焼きと似ていますが、生姜の量が半端なく多い。生姜がメインでお肉がおまけみたいな盛り合わせです。
でも生姜で体もぽかぽかになるので、冷え性の方にはいいかもね。肉、生姜はカリウム含有量が高めなので摂りすぎないようにすること。

ルパウ ソンク クチャー

エネルギー212kcal カリウム515mg リン94mg 塩分0.2g
※小さめ南瓜使用、1/6の栄養価
※アヒルの卵は鶏の卵で代用

カンボジア流かぼちゃプリン。中の種をくりぬいたカボチャの中に、アヒルの卵をプリン状にしたものをつめて蒸す。かぼちゃはカンボジアを代表する野菜の一つで日本の南瓜もカンボジアから輸入され「かぼちゃ」という名前の由来も「Cambodia」が訛ったものだそう。
もともと南瓜のカリウム含有量は多いのですが、調理法として蒸して仕上げる為、水さらしや茹でこぼしをしていない料理です。カリウム制限がある方は特に注意。
現地ではココナッツミルクやアイスクリームと一緒に食べる事も多い為、現地流で食べる場合は更にカリウム・リン値に注意が必要ですね。

コーサイクルーチュ

エネルギー1181kcal カリウム729mg リン446mg 塩分1.6g
1人前の栄養価(肉約250g、卵1ヶ分)

コーは煮物、サイチュルークは豚肉という意味で、カンボジア版豚の角煮です。鶏肉でも同じように作られる。砂糖を使い甘い味付けが特徴です。クメール料理は隣国タイや中国などの影響を受けていて唐辛子や香草をあまり使わない日本人の口に合う味付けが多いのも特徴。砂糖と醤油の甘辛い味付けは日本の煮物とも近くご飯がすすむ味。
豚肉、卵はカリウム・リンを多く含むので1人前が多い場合、食べきらないようにするといいかも。また、煮汁にもはカリウムが溶け出しているので注意。
塩分制限のためにも、煮汁は振り落として食べましょう。

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