ミャンマー料理

1食あたりの摂取目安
塩分 2g カリウム650㎎ リン300㎎

モヒンガー

エネルギー 647kcal カリウム693mg リン359㎎ 塩分6g
*1杯分の栄養価
※現地食材・調味料 ンガピャーエー・ベサン・ルクチンは代替品で栄養計算

ミャンマー料理の定番中の定番の麺料理。ナマズのだし汁と豆の粉でとろみを付けた汁と米粉で作られた麺が特徴である。現地では朝食として屋台で食べる事も多い様だ。食べ方も変わっていて、箸ではなくステンレス製のレンゲを使ってすくって食べる。
トッピングには豆の天ぷらや茹で卵が多い為カリウム、リンに注意する。
汁は塩分が高い為、飲み干さないこと。

チェッターアールヒン

エネルギー 368kcal カリウム1156mg リン280㎎ 塩分5.8g
※1人分の栄養価。具は鶏肉・じゃが芋・玉葱

ミャンマーのお母さんのじゃがいもカレーの様な1品。チェッターがチキン。アールがじゃが芋でヒンとはスープ系も含めたおかず。特徴は油が多く、また野菜から出る水分と油のみで煮る為旨みが強い。
ミャンマーには様々なカレーの様なスパイスの効いた煮こみ料理があり魚や豚肉等種類も様々。
カリウム制限がある場合はじゃが芋(アール)を含まない物が安心である。塩分・カリウムの溶け出たスープは飲まない事。

シージェカウスェイ

エネルギー 428kcal カリウム216mg リン95㎎ 塩分1.9g
*1人分の栄養価
※具は鶏肉のみの栄養価。トッピングに注意する。

油にカルダモン、にんにくを入れ香りを付けたカルダモンオイルに麺を和えた油そば。ミャンマーの家庭ではカルダモンやターメリック、にんにくなどの香りを移した自家製香油を何種類も用意しているそうだ。
中華麺を使用しているが具材に鶏むね、ネギのみのシンプルな物の栄養価である為許容範囲内である。ただし、具材や付け合わせに豆やいも、卵がある時には量に注意すると良い。油の量が多い為エネルギーはとりやすい。

シャン タミン チン

エネルギー 547kcal カリウム555mg リン206㎎ 塩分4.1g
※ナマズの代わりにツナで代用
※付け合わせは胡瓜・ミニトマト・ピーナッツ

柔らかめのご飯をトマト、魚、油で作ったソースと混ぜたチキンライスの様な馴染みのある味。ミャンマーに暮らす少数民族、シャン族による、魚ご飯のおにぎり。現地ではなまずのすり身を入れるのが本場仕込み。油が多い為、見た目よりもエネルギーは高い。
ソースに使われるツナやトマト、付け合わせの野菜やナッツと共に食べる為カリウム・リン共に高い。塩も多く使われているので食べ過ぎに注意が必要。

シュエジーサヌインマキン

エネルギー305kcal カリウム186mg リン97㎎ 塩分0.4g
※1人分目安量

ココナッツと卵のケーキ。生地がふくらんだフワフワのケーキではなく、もっちり、ずっしりとしたのが特徴。ココナッツミルクをたくさん使い卵も入る為カリウム・リンも高めである。食事との組み合わせに気を付ける。
ミャンマーでは昔、朝・夕の2食だった為、よくおやつとして揚げ豆腐に野菜を挟んだものやサモサや豚まんなど甘くない食事系のおやつも多く、シュエジーサヌインマキンも、食事にもなるおやつといっても過言ではない。

ラペットウ

エネルギー174kcal カリウム548mg リン㎎ 塩分2g
※茶葉は煎茶を代用し計算
※具材はキャベツ、ミニトマト、干しエビ、ピーナッツ、ひよこ豆の粉末
*一人分の栄養価

日本ではお茶の葉を食べる文化はあまりないが、ミャンマーでは発酵させたお茶の葉を食す習慣がある。お茶の葉(ラッペ)を混ぜ(トゥ)たものという意味でラペットゥと呼ばれる。干しエビの風味とナッツの食感が食欲をそそりはまる人も多いという。
野菜とお茶がたっぷり入るが、ピーナッツ等の豆も入るのでカロリーはサラダの中では高め。また、塩分・カリウムも高めになっている料理です。副菜としてお茶の葉サラダを食べる際はメイン食材の塩分・カリウムに注意す必要がある。
お茶の葉の料理としては、他にもお茶の葉チャーハン等があり、色々試してみたいものである。

ラカインフィッシュカレー

エネルギー338kcal カリウム607mg リン437㎎ 塩分1.2g
※1人分の栄養価。青魚はイワシ2匹分で代用。ガビ(発酵エビペースト)はナンプラーで代用。
※米は含まない

ミャンマー西部のラカイン州の料理。ラカイン料理は基本的にとても辛いのが特徴にある。また油分の多いビルマ料理とも似ている。ラカイン州はベンガル湾に面しているため、シーフードを使った料理が多いという。フィッシュカレーは油を使わず新鮮な魚とエビを発酵させた「ガビ」を使うのが特徴。
唐辛子を使い辛みの効いたカレーではあるが、エビのコクと旨み、タマリンド(トロピカルフルーツ)の酸味も味わい深い。タマリンドは種子の周りについている干し柿の様な果肉を調味料などにも幅広く使われている。
油を使わない為ヘルシーだが青魚のカリウム、リン値は非常に高い為注意が必要。

モンローイエボー

エネルギー194kcal カリウム112mg リン28㎎ 塩分0g
※ジャガリーは黒砂糖で代用
一人分の栄養価

ミャンマー風の白玉デザート。
ジャガリーと言われる甘い砂糖の様な固まりを白玉で包む。ジャガリーとはくじゃく椰子(ヤシ)の花の蜜を煮詰めたもので、黒砂糖に似た味。白玉にはタンパク質、カリウム、リンをほどんど含まないのでエネルギーのみ補給する時には良い。
しかし、ジャガリーは栄養価が不明なため、サトウキビから製造された黒糖のようにカリウムを多く含む可能性がある、食べ過ぎに注意しながら、ヤシの風味を楽しみたい。

タミンジョー

エネルギー593kcal カリウム652mg リン282㎎ 塩分2.1g
※具はひよこ豆、玉ねぎ、目玉焼き。ご飯は約200gの計算。
1人分の栄養価

「タミンジョー」とは、ミャンマー語で「焼き飯」「チャーハン」のこと。米(タミン)を炒める(ジョー)という意味。ひよこ豆やお茶の葉等のタミンジョーがある。中国からミャンマーに伝わり、ミャンマー風にアレンジされた焼き飯で、細長い米がチャーハンに適している。一緒に「ベィチン」と言われる唐辛子とにんにくとミャンマー酢を合わせた物が付け合わせで添えてあることも。混ぜて味の変化をさせながら食べると油が多いチャーハンもさっぱりいただける。
しかし、ひよこ豆はカリウムやリンが多く、たくさん食べ過ぎると1食の許容量を超えやすいので注意が必要である。

チェイオー

エネルギー556kcal カリウム1105mg リン686㎎ 塩分3.6g
※具はレバー、ハツ。青梗菜、ニラ、うずらの卵、鶏卵
※イカ団子はイカで代用し計算
1人分の栄養価

ターメリックを使うモヒンガー(ナマズを煮込んだスープと麺)やオーノ・カウスエイ(ココナッツミルクラーメン)と違い塩味で仕上げたあっさり味。
具材は、豚モツとイカ団子など具だくさんで一般的には卵も入る。モツやイカの食感を楽しめ、奥深いだしのうま味も効いている。モツやイカ、卵等はカリウム・リン値が非常に高く許容範囲をオーバーしてしまう。塩分も高い為スープや具の量を調整する等工夫をすると良い。

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